八占師(パッセンジャー)の霊感商法詐欺とは？実例などをご紹介

「宝くじが確実に当たると思ったけど…」

「守護霊の力とはなんだったのか」

占いサイトで鑑定を行った際「〇千万円を入手できる」「全ての願いが叶う」などと言われ続けて、課金だけが増えてしまった… このような場合は霊感商法詐欺の可能性があります。

今回は詐欺占いサイト「八占師(パッセンジャー)」の手口や、霊感商法詐欺に関する事例、騙された場合の返金方法などについて説明していきます。

八占師(パッセンジャー)の霊感商法詐欺とは？

八占師(パッセンジャー)が行う霊感商法詐欺の手口とは、以下のような特徴が挙げられます。　

八占師(パッセンジャー)の鑑定士は「守護霊の力で億万長者になれる」と豪語します。鑑定士により特別に鑑定しているように聞こえますが、実は他の利用者にも同じ内容のメールを送っているため、占いではなくテンプレート文になります。

鑑定中は「もうすぐチャンスが訪れる」「必ず夢は叶う」などと煽り続けるだけで、無駄な文言のやりとりが延々と続きます。

占い詐欺サイトでは、守護霊などの霊感を活用しているように見せかけて、利用者の藁にもすがりたい思いを悪用し、集金を行っています。

八占師(パッセンジャー)のような詐欺占いサイトは、以下のような特徴を持っています。

このような特徴を持った占いサイトは、詐欺占いサイトの可能性が高いです。

利用する前に所在地や口コミがあるか確認してみて下さい。

占い詐欺で多額の負債を抱えてしまい、数百万円を失ってしまった…。

このような場合でもお金を取り戻すことは可能です。返金を行うには、証拠の提出が必要になります。詐欺に関しては原則、詐欺を主張した側に「証拠」の提出義務が生じます。

「証拠」とは占い師とやりとりを行ったメールなどのテキストやスクショ(写真)であり、同じ時間帯に同じような鑑定内容が届いていた場合は、占いを行っていないと判断できます。

しかしこのような証拠を完全に揃えるのは難しいため、詐欺の立証は難しくなっています。

また、詐欺サイトから返金するための相談先は、以下の四ヶ所が挙げられます。

①警察は民事不介入なので、返金の相談には乗りません。警察に詐欺の相談を行っても、詐欺業者を逮捕することは不可能に近いと言えます。

②消費者センターは返金の相談に乗ってくれますが、証拠の収集や場合によって、対応して貰えない場合もあります。

③ 司法書士は140万円以上の被害額を取り扱うことはできません。

④弁護士事務所は、証拠の収集も手伝うことが可能で、事案に慣れた法律事務所であれば、手続きも円滑に行われます。140万円以上の被害額であれば、返金実績のある弁護士事務所に依頼するのが良いでしょう。

詳細な相談を行いたい場合や、必ず借金を取り戻したいという方は、詐欺サイトの返金に強い弁護士事務所にお問い合わせください。