「恋愛の悩みを聞いてもらうはずが、話を一方的に進める」
「頼んでもいないのに他の鑑定士を紹介されて困っている」
良縁占いを行ったのに「結婚のチャンスは近い」など言われるだけで、同じようなやりとりが延々と続く場合は「占い詐欺サイト」の可能性が高いです。
今回は詐欺占いサイト「 八占師(パッセンジャー)」の手口や、良縁詐欺に関する事例、騙された場合の返金方法などについて説明していきます。
八占師(パッセンジャー)の良縁詐欺とは?
八占師(パッセンジャー)が行う詐欺の手口とは、以下のような特徴が挙げられます。
- 恋愛相談を無視し続ける
- 鑑定士側の一方的な話しか行われない
- 望んでいないのに別の鑑定士を紹介する
八占師(パッセンジャー)の鑑定士は「結婚や恋愛などの願いが叶う」などと伝えた上で、利用者とのやりとりを求めます。鑑定を受けるとテンプレートに基づいた文章が繰り返し送られてきて、相談内容を無視した一方的なやりとりが続きます。
また、鑑定中に無理矢理別の鑑定士を紹介して、やりとりを引き伸ばそうとします。
占い詐欺サイトのチェックポイント
八占師(パッセンジャー)のような詐欺占いサイトは、以下のような特徴を持っています。
- 住所の所在地に会社が存在しない
- 課金額がワンパターン(1p=10円)
- 登録後に鑑定をしつこく勧めてくる
- 宝くじの高額当選が確実と断定
このような特徴を持った占いサイトは、詐欺サイトの可能性が高いです。
利用する前に所在地や口コミを確認してみて下さい。
占い詐欺で騙された場合は?
占い詐欺で多額の負債を抱えてしまい、数百万円を失ってしまった…。
このような場合でもお金を取り戻すことは可能です。返金を行うには、証拠の提出が必要になります。詐欺に関しては原則、詐欺を主張した側に「証拠」の提出義務が生じます。
「証拠」とは占い師とやりとりを行ったメールなどのテキストやスクショ(写真)であり、同じ時間帯に同じような鑑定内容が届いていた場合は、占いを行っていないと判断できます。
しかしこのような証拠を完全に揃えるのは難しいため、詐欺の立証は難しくなっています。
また、良縁詐欺サイトから返金するための相談先は、以下の四ヶ所が挙げられます。
- ①警察
- ②消費者センター
- ③司法書士
- ④弁護士
①警察は民事不介入なので、返金の相談には乗りません。警察に詐欺の相談を行っても、詐欺業者を逮捕することは不可能に近いと言えます。
②消費者センターは返金の相談に乗ってくれますが、証拠の収集や場合によって、対応して貰えない場合もあります。
③ 司法書士は140万円以上の被害額を取り扱うことはできません。
④弁護士事務所は、証拠の収集も手伝うことが可能で、事案に慣れた法律事務所であれば、手続きも円滑に行われます。140万円以上の被害額であれば、返金実績のある弁護士事務所に依頼するのが良いでしょう。
詳細な相談を行いたい場合や、必ず借金を取り戻したいという方は、良縁詐欺サイトの返金に強い弁護士事務所にお問い合わせください。
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